お風呂リフォームを行うべき時期は?

2023.05.18


岐阜県で住宅のリフォームを承っております、株式会社明和の窪田です。

あなたのお風呂場は使い勝手の良い、快適な状態ですか?
住宅の水回りのひとつである、お風呂場……。
家族が毎日のように利用する場所であるため、多少の不具合やカビ、劣化が気になりつつも、そのまま放置をしてしまう人も少なくありません。

実際、どのタイミングでリフォームを行うことがベストなのか、判断が難しいですよね。
しかし、お風呂場の劣化を放置してしまうと、取り返しのつかない事態や家族の安全にも関わる恐れがあるため、おすすめはしません。

先日、ご相談をお受けしたお客様も「早くリフォームをしておけば良かった」と後悔されていました。

そこで今回は、お風呂リフォームを行うべき「時期」や「劣化を放置したときに起こるトラブル」工事が必要な「サイン」などについて詳しく紹介していきます。

15年~20年を目安に状態の確認を!


お風呂のリフォームを行うタイミングは、新築から15年~20年が目安です。
しかし、家庭の人数や環境、お手入れによっても劣化の具合は異なるため、まずは現状のお風呂場がどのような状態かを実際にチェックすることが重要です。

水回りは腐食が進みやすく、見た目では問題ないように見えても、内部で腐食が起こっていることも珍しくありません。
そのため、プロの業者に依頼して正しく判断してもらうと安心です。

リフォームを行うべき「時期」


●お風呂場の寒さが厳しいとき


冬場にはお風呂場が寒く、脱衣所で服を脱いだあと急いでお湯に浸かった経験はありませんか?

お風呂場の温度が低いと、体が温まるまでの間我慢しなければならず、入浴自体が億劫になってしまいますよね。
湯冷めの原因ともなるため、「お風呂の寒さを改善したい」という要望は多くあります。

このような場合は、壁などに断熱材入れたり、新しいものに交換することで外気温の影響を受けにくくする断熱リフォームを行います。

●家族のライフスタイルが変化するとき


浴槽から立ち上がる行動は、年齢を重ねるにつれて大変な作業になります。
そのため、今後の介護や老後のことを考え、浴槽の横や洗い場に手すりを取付ける人も。

また、お風呂場が冷え込んでいると、お湯に浸かっている際と出たときで急激な温度変化があります。
すると、血圧が一気に上昇したり下がることによって、意識障害を起こし溺れてしまうという事故も多発しています。

家族の安全や安心のためにも、ライフスタイルの変化に伴ってリフォームを行うことは良いことです。

●経年劣化による不具合が出たとき

・コーキングにひび割れや亀裂が入っている
・カビが目立ち始めた
・排水溝の臭いが気になる
・お風呂場の壁や床、浴槽などに亀裂や傷がある
・ドアの建付けが悪くなっている
・換気扇が効きにくい
・給湯器の調子が悪い、壊れた
・床のタイルが割れている

上記のように、経年劣化によってさまざまな不具合が出たときは、リフォームを行うタイミングです。
不具合は、思わぬ事故やケガにつながってしまう恐れもあります。

●現在の設備に不満があるとき


たとえば、追い炊き機能や保温機能がある浴槽が良い。
今よりも足を伸ばすことのできる広さにしたいなど、設備に不満がある際にリフォームを考える人は多いです。

リフォーム後に後悔しないポイントは、現在の不満点を具体的に書き出し、どのような点を改善したいのかを明確にすることです。

劣化したお風呂を放置すると起こるトラブル


お風呂の劣化を放置してしまうと、水が家の内部の土台や柱などに浸入し腐食を引き起こしてしまう原因となります。
また、水分を含んだ木材がある場所にはシロアリが発生するため、大きな被害になりかねません。

このような事態になってしまうと、お風呂だけでなく住宅の改修工事が必要に……。
工事費用も余計にかかってしまうため、トラブルを避けるためにも見て見ぬふりをすることはやめましょう。

風呂のカビは、健康被害が起こる原因にも


長年使っているお風呂では、壁や天井にカビが繁殖している場合がよくあります。
しかし、カビの放置は鼻炎や皮膚炎などのアレルギー症状を引き起こす恐れも。

健康被害が出る前に、対処をすることが重要です。

工事が必要なサインは?


●コーキングの劣化

浴槽と壁の間には、水が浸入することを防ぐためにゴムのようなコーキング材が存在します。
このコーキングも次第に劣化していくもののため、状態をチェックするようにしましょう。

ひび割れや亀裂が入っている場合は、劣化しているサインです。

●お風呂場がある場所の外壁に水が染み出た跡がある

家の外側から、お風呂がある場所の外壁をチェックしてみてください。
このような場合は、内部の構造が腐食してしまっている可能性があります。

早急に業者に見てもらうことをおすすめします。

●脱衣所の床がぶよぶよしている

お風呂場の隣にある脱衣所の床が、足で踏んだときにぶよぶよしている場合も、お風呂からの水によって腐食している恐れがあります。
湿気の多い環境になっていると、シロアリによる被害が起きている可能性もあります。

お風呂リフォームは『株式会社明和』にお任せください


株式会社明和では、お客様ご家族の大切な住まいに関するお悩みを解決いたします。

お客様のご要望をしっかりとお伺いし、プロならではの提案をさせていただきますので、どうすれば良いのか困っている際も安心してお任せください。
丁寧で高品質な施工をお客様にお届けいたします。

また、リフォームの際は不安も大きいかと思います。
どのような些細なお悩みやご相談でも、お気軽にお問合せくださいませ。

まとめ



いかがでしたでしょうか?
お風呂場の劣化や不具合は、早めに対処を行うことが非常に大切です。

家を建てたときから、まだ一度もリフォームを行っていない場合は、さまざまな症状が気になってきたときはぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

今回の記事が、読んでくれたあなたの生活をより良いものとするための参考となりましたら幸いです。


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