外装リフォーム

2023.04.05

■外装リフォームとは?

外装リフォームとは、外壁だけでなく屋根のリフォームや防水加工・耐震加工など含んだ外観に関するリフォームの総称。
外装の美観だけでなく、維持や新しいものに取り換える工事です。

■外壁リフォーム

外壁リフォームは、よく耳にする外壁塗装や外壁補修工事などの総称です。
外壁は、1年中日光からの紫外線や雨風などの要因と経年により劣化していきます。
外壁塗装やシーリングなど定期的なメンテナンスを行うことで、外壁を長持ちさせることができます。

【外壁塗装】

経年劣化などにより外壁材の劣化を緩和させる代表的なものが外壁塗装です。
塗装には防水機能が含まれているものが多く、それを塗布することにより外壁材に防水性を付与し、腐食の原因になる雨水を弾くことができるのです。
しかし、塗装の効果は永久ではないため定期的に塗替えが必要になります。
外壁塗装の塗替えのタイミングは、築10年前後といわれています。2度目の塗装の場合は、前回塗られた塗料の種類にもよりますが、10年過ぎたあたりに定期点検を受けられるのがオススメです。

塗料の耐用年数

・アクリル樹脂系塗料…約5~8年
・ウレタン樹脂系塗料…約8~10年
・シリコン樹脂系塗料…約10~12年
・ラジカル制御系塗料…約12~15年
・フッ素樹脂系塗料…約15~20年

【外壁補修工事】

ひび割れや外壁やサッシの隙間など、シーリング劣化の手直しなどの修繕工事です。
こちらは応急処置の意味合いが強いため、3~5年に1度の補修が必要になります。

【外壁新装工事】

外壁材の劣化に伴い、外壁材を新しいものに取り換える工事です。
施工の目安は、20~30年に1度。既存の外壁をはがさずに、その上から新しい外壁を張る「カバー工法」というものもあります。
外壁を剥がす工程がないため、予算を抑えたい方にオススメです。

■屋根リフォーム

外壁と同様に、屋根リフォームにも塗装や葺き替え工事を行います。
屋根は、外壁以上に日光からの紫外線や雨風の影響をより多く受けます。
定期的なメンテナンスを行うことで、屋根を長持ちさせることができるのです。

【屋根塗装】

屋根は、外壁以上に紫外線や雨風の影響を受けています。
外壁塗装では、10年前後の塗替えでよかったものが、屋根塗装は8年前後で塗替えるのがよいとされています。
もちろん塗料の種類によって対応年数などは変わってくるので、一概には言えません。
しかし、外壁の塗替えのタイミングより少し短いと覚えておくとよいでしょう。

塗料の耐用年数

・アクリル樹脂系塗料…約3~6年
・ウレタン樹脂系塗料…約6~8年
・シリコン樹脂系塗料…約8~10年
・ラジカル制御系塗料…約10~13年
・フッ素樹脂系塗料…約13~15年

【屋根葺き替え工事】

雨漏りや屋根材の劣化が激しい場合や築2~30年を過ぎた家など、基本構造を守るために新しい屋根に葺き替えます。
葺き替え工事は屋根材の下の防水シートや下地の木材まですべて新しく差し替えます。

【屋根カバー工法】

「外壁新装工事」でも触れた、既存の屋根の上から新しい屋根材を被せる工事です。
屋根の解体を行わないため、予算を抑えたい方にオススメです。
しかし、既存の屋根材に腐食やカビが見られる場合だと、かえって劣化が早まってしまうため、工事前に入念な調査が必要になります。

【屋根の部分工事】

瓦屋根の瓦のずれの原因となる漆喰のメンテナンスやストレート屋根を固定する棟板金の交換、雨樋の交換を行います。
メンテナンスの目安は、10~15年に1度行いましょう。

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